年末、娘とかさじぞうを読んで気づいたこと。伝統や感謝について。

2020年がおわります。

年末年始は義実家でお世話になる予定だったのが、急になくなってしまいました。年越し準備も、新しい年を迎える準備もしないまま大晦日です。

   

3歳の娘にかさじぞうの本を読んでいて気づきました。

昔は、貧しくても、傘を編んで町に売りに行ったりして、お正月のごちそうを用意してたんだなって。(物語の世界ではあるけど。)

 

無事に1年を終えるありがたさを感じ、

期待をこめて新しい1年を迎える。

 

そういう気持ち、あんまりないなぁって思った。

大晦日に年越しそば、元旦におせち料理を食べる。

だるまや鏡餅を飾る。

こういう、日本の年末年始を習わしはやりたいと思います。

 

でも、私は

「お正月はそうするもの」

「自分の子どもに日本の伝統をおしえたい」

そんな気持ちでやろうとしていました。というか、やらなければならないもの、という意識もあります。

 

それに感謝の気持ちは伴わないし、込められた思いや作法もよくわかりません。

 


日本のこと、よく知らないなあ。

「愛国心」という表現だと、なんだか怪しげな、極端な思想を思い浮かべてしまいそうだけど、もっとちゃんと日本について知りたい。

 

何故だかよくわからないけど、日本のことを知ろうとするのに戸惑いがある。

堅苦しそうとか、

時代遅れだとか、

どうせガマンが美徳的な感じでしょとか、

危険な思想なんじゃない?とか。

どこでこんな先入観に犯されたのだろう。

 

そしてね、海外のこととか新しいことの方が魅力的に感じるの。不思議。もっと自分の環境について知るべきよね。

 


自分のおかれた状況って、どうしても他の人やもの、国などと比較して相対的に判断しがち。でもそこで、「昔」と比べるという視点をもつと、また違ったものの見方ができるようになるかも。歴史を学ぶ意味って、そういうところにもあるのかな。

 

そして、それよりも、できれば何とも比べることなくありがたさや幸せを感じられるようになるのが一番の理想だなあとも思う。

 


そんなこと考えながらスマホをいじっていたら、おせち料理の意味を説明しているサイトを紹介している人がいました。すごい偶然。

おせち料理の種類とその意味を知ろう|oisix

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