700円のランチと700円のボールペンの価値

大学生の頃に気づいた、お金の価値観の話です。

 

ランチが700円だったら、安!!お得!!いいお店みつけた!!ラッキー!!

って気分になるのに、大学の購買で売ってるボールペンが700円だったら、高すぎて絶対買わない。

 

でも、ランチは1時間もあればなくなっちゃうけど、ボールペンは数ヶ月もつ

やっぱり、ランチのほうが作るのに手間がかかるし、食材や食器など一つ一つの安全性を保つ必要があるから高いのかなあ?

 

一方、気になるのはボールペンの方。

100円やそこらで何ヶ月も使えるってすごくない?

ペンでできることは無限大。

100円あれば何でもできそうって思えちゃう。

 

そして、不思議でロマンを感じるのは、安いものなら100円で買えちゃうこのペン1本の値段が、実はピンきりであること。

100円のペンと、箱に入れられて売っている1万円とかするペンって、何が違うんだろう。

書き心地?手が疲れない設計になってる?それともデザイン???

安ければ100円で買えるのに、あえて1万円もかけていることへの高揚感で、仕事や勉強がはかどるとか???

 

こんなことに気づいてから、モノの値段の価値観が変わりました。

コレってだいたいこのくらいの値段が相場だよね、っていう感覚があるけど、他のものと比べた場合、その値段ってっどうなの?と考えるようになりました。

 

モノの値段について考えるようになってから、ボールペンはあたりまえのように100円のものを買っていたけど、今では700円くらいのを使っています。(700円でも「ちょっといいボールペン買っちゃった、うふふ」って思える自分がちょっとかわいい。笑)

そしたら、ボールペンをなくしたらすぐに新しいのを買っていた自分が、1本のボールペンを大事に使うようになりました。

 

何かに気づいて、自分の行動や考え方が変わるっておもしろい。

これ、中学校で働いていたときに生徒に話してみたかったことの一つです。

あの子たち、どんな反応しただろうな。

タイトルとURLをコピーしました