先日、久しぶりに娘のお財布を持ってお出かけをしました。
娘が自分で買ったのは、400円のソフトクリーム。
お店やさんごっこではなく、本物のお金を使って本物の商品を買った娘は、すごくすごく嬉しそうだった。
自分で買ったソフトクリーム、特別においしかっただろうな。
子どもが自分でお金を使うことの効果を考えてみました。
- どのくらいの金額でどんなものが買えるのかを知る。
- お金を稼いでくれる父への感謝のきもちが芽生える。
- お金を稼ぐこと(仕事?)への興味がわく。
- 衝動買して失敗する。
- お金が足りなくなるという経験をする。→さてどうする?を考える。
いろんな効果がありそうです。
どうしようかなあと悩んだのは、娘に「また自分でお買い物したくなっちゃった。」と言われたとき。
お金を使いすぎて、なくなっちゃって困るという経験はさせておきたい。
親に「使いすぎないでね!お金がなくなったら困っちゃうよ!」と言われるより、経験したり、自分で考えて気づいたほうが今後のためになると思うから。
でも、持っているお金をどんどん使ってしまうのは、止めたいなあと思ってしまう。
親のほうが先回りして、子どもに失敗させるのを防ぐのはよくないだろうって思ってはいるんだけどな。
私は子どもの頃から「お金を大事にしなさい」「貯金しなさい」「そんなもの買ってどうするの?」などと、お金を使うことにブレーキをかけるような声かけをたくさんされてきました。
結果、お金をあまり使わない人間になった。
実際、お金がなくて困ったことはない。
でも、度が越している気がする。
欲しい物を買っても、必要なものを買っても、やったー!って思えないんだよね。
お金を使うと、罪悪感を感じる。絶対に必要な米を買うときでも感じる。笑
本来、お買い物ってとても楽しいものだと思います。
娘には、楽しくお買い物ができて、そして上手にお買い物ができるようになってほしい。
ソフトクリームを買って、やった〜!って思いながらおいしく食べて。時に「これは本当に必要かな?」って考えられるようになってほしい。
それだけ。それだけが、難しいんだけど。
そのためには、やっぱり失敗することも含めて、経験することがとても大切だと思う。
だから、あんまり親があーだこーだ言わないようにしよう。
投資というものの存在とか、そういう知識的なことは少しは教えるつもりだけど。
娘が3歳の今は、財布に入れる金額を1000円までにするなど、親のほうがある程度コントロールできる部分があります。その範囲内だったら親は口出ししない。それを超える買い物をしたいときは相談する、ってことにしようかな。
お金に関しては、一生勉強だなと思います。
大人だって、失敗して学ぶことがたくさんある。
結局、親だって勉強途中なんだから、子どもに教えようとしていることが正しいかなんてわかんないよね。
ひとまず自分で考えてやってみなさい。親だって勉強しながらやってるの、見てるでしょ?わからなかったり困ったら、一緒に勉強しましょ。
そんな感じでやっていこうと思います。