勝手な思い込みなんだけど、自律神経の乱れからくる体調不良って、なんか弱い人?なまけ者?がかかるというイメージがあって、こういう自律神経を整えよう系の本って手に取れませんでした。
自分は弱い人だって思いたくなくて。
でも、私は頭痛もちだし、だるーい感じにもなるし、やる気がでないこともあるし、自分が嫌になることもしばしばあって、うっすらと、そして常々、自律神経が乱れてる自覚はありました。
で、たまたまコンビニでこの本が売ってて、いきおいで購入。
きっと本屋だったら買えなかった。
読み終わって思ったのは、思い込みで避けるってほんと害だということ。
自律神経、どんな人にも大切だ。健康な人にも。
もう一つ気になったのは、本の至るところに著者の写真?が載ってたこと。ちょっとクスッとなりながら読みました。笑
調べたら、たくさん本を出してるお医者さんのようです。笑ってごめんなさい。
備忘録
なにごとにもおっくうになるのは、副交感神経の働きが低下しているから
面倒なのは、やる気の問題ではない!
自律神経のバランスが乱れて交感神経が優位になる
↓
血流が悪くなる
↓
筋肉に血液が行き渡らなくなる
↓
体が疲れやすくなる
↓
脳の血流も悪くなる
↓
判断力や決断力が鈍る。
副交感神経は、男性は30代、女性は40代を境にそのはたらきが急に弱まる。その頃から自律神経が乱れがちになり、回復するのも大変になる。
怒りは自分のせいではなく、自律神経が乱れているだけ
いま感じている怒りは、単なる自律神経の乱れのせいだとして、諦める。
自分が感じた怒りとたたかうのではく、なるべく楽しいことをしてすごしていると、やがて副交感神経が高まって怒りを上手に手放していくことができるはず。
怒りは万病のもと
怒りと病気の関連性はまだ明らかにされてはいない。
しかし、怒りによって自律神経のバランスが乱れることを考えると、怒りが病気を引き起こす可能性は十分高い。
ストレスに対する行動をあらかじめ決めておく
ストレスを受けると、その後くよくよしたり、何も手につかなくなったりと、時間を無駄にしてしまう。
ストレスを受けたら、それにすぐに向き合おうとするのではなく、水を飲む、外に出るなど、自分のからだをストレスから引き離すことが大切。
人がストレスを溜めるときは、自分でコントロールできないことに振りまわされていることが多い
例えば朝の通勤電車に飛び乗ったら、運悪く遅延。車内はぎゅうぎゅう。朝からストレスで交感神経があがりっぱなし。
→遅延は自分でコントロールできない。でも、家をはやく出ることは自分でコントロールできる。
悩みは自分でコントロールできるものとできないものに分けて考える。そして、コントロールできることに集中して対処すればよい。
家事も仕事も遊びも、「自発的」におこなう
人に言われてやっていてはストレスをためるばかり。食事後はすぐ立ち上がってお皿を洗う。
(う〜ん、心当たりがありすぎる。誰かが動き出すのをみてから自分も動いてモヤっとしがち。家事も仕事も自分から。わかってはいるんだけど〜。)
怒りや嫉妬、後ろめたさを感じるときは、行動しない
そんな気持ちがあるときに行動しても、集中力が自分に向いていないので良いパフォーマンスはできない。
自分にとって大切な価値観
今年のはじめに価値観リストというものをやりました。
80項目の価値観リストから、自分にとって大切な価値観を10項目選び、順位付けするものです。
わたしの結果は、1番は家族。2番は健康。
健康にすごすためには、自分の体や心は自分で整えねばね。
「健康は大切」と思ってはいても、そのための行動ができてるかというと、、、微妙。その具体的方法を、この本で学べました。
あと、実は今年のはじめに脳梗塞になりました。
救急車で意識チェックのためか住所を聞かれたけど思い出せなくて、夫が代わりに答えてくれたけど聞き覚えのない地名でした。「保険証どこ?」と聞かれても、「ホケンショー?」っていう感じ。
そのときに、このまま死ぬかもとか一生寝たきりかもとかそういう不安がよぎりました。
こんな経験をしたのに、健康のための行動って忘れがち。
「健康になりたーい」って口で言ってるだけじゃなく、ちゃんと勉強して行動したいなと思いました。自戒を込めて。