せっかく中学校で働いたので、そこで学んだことを育児にも取り入れられないかと、いくつか実践していることがあります。
今回は、子どもがぐずったときに心がけている対応について紹介します。
子どものぐずりの背景を考える
中学生はことばにできない気持ちをいろんな方法で表します。
イライラして当たってみたり、謎のテンション爆上げとか、自傷行為とか。腹痛などと体調に表れる子もいます。
彼らよりももっともっと幼いうちの子がぐずるのも、ことばに表せない、自分でもよくわからないもやもやをどう表現したらいいかわからず、ぐずりとなって表れているのだなと思っています。
だから、子どもたちがぐずったときは、このもやもやに名前をつけてあげるように心がけています。
「失敗しちゃって悔しい気持ちになっちゃうよね。」
「本当はもっと遊んでいたいんだよね。」
「抱っこしてもらいたいのにしてもらえなくて悲しいね。」
「自分の思い通りにならなくて悔しいね。」
最近は娘のほうから「○○だとさびしくなっちゃうもん!だから△△してほしい」と、泣きながらでも自分の感情を把握・主張するようになってきました。
もやもやを表すことばを知っているということは、自分の状態を客観視して、冷静になるのに役立ちます。
娘もまだまだ機嫌がわるくて泣きわめいたり、すねたりすることが多々あります。こんなときは、何かことばに表せないもやもやがあるのだなと考えるようにすると、親の方も子どもの機嫌に巻き込まれにくくなるように感じます。
癇癪の原因
ぐずりつながりで、癇癪について。
癇癪の原因は子どもの脳が未発達であることです。
人間は脳の前頭前野という部分で欲求を抑制しています。子どもはそれが未発達なため、欲求を抑制できずに癇癪がおきます。
癇癪については夫(元高校教員。科学的な育児情報の収集が趣味。英語の論文まで読みあさってる。)がyoutubeに「子供が癇癪を起こしたときにやってはいけない対応3選&科学的に正しい対応」というタイトルで発信しています。よかったら検索してみてください。