主婦のしんどさ:振り回された先にあるもの

子育て × 専業主婦はしんどい。

なってみないとわかんないしんどさが山ほどある。

多くの女性が昔からやってきたことなんだから、そんなに難しいことじゃないっしょ〜。しかも今は便利な家電やサービスも増えて、昔よりも楽でしょ〜?

・・・って思っていた結婚前の自分については、以前記事にした。

 

今日は別の視点で「主婦のしんどさ」の言語化を試みようと思います。

 

振り回されて、やっと逃れた先にあるものが「別にやりたいことじゃない」

わが家には4歳の娘と1歳の息子がいます。娘は幼稚園に行っているので、日中は息子と2人で過ごします。

この息子が、ものすごく甘えん坊。私がちょっとトイレに行こうとリビングの柵を開けただけでギャン。ごはんの準備をしようと立ち上がっただけでギャン。

ギャンされるだけで責められているような気持ちになってしんどいし、トイレから戻ってからなだめなきゃと思うとそれもしんどい。トイレにかかる時間よりなだめる時間の方が10倍はかかる。

 

だから、気づかれないうちにリビングを離れられるタイミングを見計らって行動する。

息子がおもちゃに夢中になるまで一緒に遊ぶ。息子が集中するまでテレビの横で待つ。(本当はテレビに頼りたくないけど。頼りたくないものに頼らざるを得ないのもストレス。)

 

そんなふうに、やっとの思いで息子から離れて、トイレに行ったり家事をしたりする。

やっとの思いでできることが、トイレや家事。

・・・しんどくない?

 

困難やがんばりの先にあるものは、おいしいモノとか会いたい人とかであってほしい。

なんでこんな思いをしてトイレに行ってるんだ。

家事くらい、ささっとさせてくれ。 家事なんて、やりたくてやってるわけじゃないいんだ。私しかやる人がいないからやってるくらいのことなんだ。

 

子育てで振り回された先にあるものは、自分がほしいモノでもなく、達成感でもなく、給与でもなく、称賛でもなく、「やらなければならないこと。」

子どもと一緒にいてあげたい、子どもの求めるものに応えてあげたいと思うほど、振り回される。

 

こんなの、精神的にきつすぎます。

だから、主婦だって「自分のペースで過ごせる時間」が必要です。

「主婦なのに」って思っちゃうけど、「主婦なのに」って思われそうだけど、振り回されてばかりだと、心が壊れそうです。

 

夫の休日に数時間でも一人で外出させてもらったり、一時保育のリフレッシュ枠(仕事や通院でなくても、ママがリフレッシュするために預けられる枠)を利用してみたり。

ワンオペでしんどい上に、子育てなんて一人でできて当たり前だと自分を責めすぎてメンタルクリニックに通っていた3年前の私に、ちょっと休憩しなよ、あなたいろいろがんばってるわよ。って教えてあげたい。

 

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