【離乳食】開始時の発達の目安(授乳・離乳の支援ガイドより)

離乳食開始時期の目安

授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省)

「授乳・離乳の支援ガイド」は、保健医療従事者が基本的事項を共有して支援ができるよう、2007年に作られたものです。

育児環境が変わったり、科学的に新たにわかったことが増えたりしたことにより、2019年に10年ぶりに改定されたそうです。

そろそろ息子の離乳食を考えているので、このガイドを(保健医療従事者向けですが)読んでみました。

 

授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省/2019年改定)によると、離乳食開始時期のこどもの発達状況の目安は、

・首のすわりがしっかりしている
・寝返りができる
・5秒以上座れる
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。(哺乳反射の減弱)
・食べ物に興味を示す
   ⇨その時期は生後5〜6ヶ月ごろが適当である。

※哺乳反射:生まれた時から備えもつ乳首を取りこむための不随意運動。大脳の発達とともに減少し、生後5~7か月頃に消失する。

です。

授乳・離乳の支援ガイド(厚生労働省/2019年改定)では、p30〜31あたりに詳しくのっています。

 

米国小児科学会

他の国ではどうなのかと気になり、アメリカの小児科学会の資料も読んでみました。(以前1歳の上の娘とドイツにいたときに、離乳食が4ヶ月〜という表示があったので、他国のことが少し気になっていました。)

 

米国小児科学会では生後4~6ヶ月からの離乳食開始を推奨しているそうです。

そちらの開始の目安は、

・首がすわっている
・食事を差し出すと口を開ける
・飲み込むことができる
・体重が十分ある

https://www.healthychildren.org より

   

日本の厚生労働省による授乳・離乳の支援ガイドとは「寝返り」「座れる」「体重」というところが異なりました。

 

わが家のの離乳食開始時期

息子はもうすぐ生後5ヶ月になりますが、まだひとりで座ることができません。

厚生労働省の離乳・授乳の支援ガイドでは、「5秒以上座れる」という条件ががあるけど、これは親がサポートして座れればいいのでしょうか?

 

気になって、改定前の2007年「授乳・離乳の支援ガイド」(p41) を読んでみたら、「支えてやると座れる」という表現になっていました。

たしかお座りは6~7ヶ月あたりでできるようになることを考えれば、私は支えて座れればいいかな、と判断しました。授乳・離乳の支援ガイドについての議事録も読みましたが、ここの表現が変わった理由はわかりませんでした。

 

お座りの条件以外は食べる準備ばっちりな気がするので、あとは開始日の候補を考えてみました。

うちの離乳食開始日の条件は、

① 息子が元気。
② かかりつけの小児科があいてる日。
③ 娘の幼稚園がおやすみの日。

です。

 

離乳食、最初の1口めは娘にやってもらえたらいいなーと思っています。なので、娘の分散登園中に始めようと思います。コロナで大変だけど、こういうときは分散登園がありがたいです。

娘には、「弟にとっての最初の〇〇」をしてもらうことで、お姉ちゃんであることを実感させよう!という作戦です。

 

思い返せば、娘の離乳食は、生後6ヶ月ごろからはじめました。

生後5ヶ月のころ、しばらくおなかの調子が悪かったので少し遅れ気味に開始したのでした。ちょっと心配したけど、始めてみたら調子よく食べてたから、1ヶ月くらいで離乳食中期に進みました。

  

息子はアトピー性皮膚炎かもしれないと病院でいわれているので、第2子でもなんだか慎重になってしまいますが、卵の摂取もはやい方がいいという本も読んだので、あまり気負いすぎずにいきたいです。

(顔はすでに唐揚げでも食べれそうな雰囲気漂ってるんだよな。笑)

   

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